
江上 俊 様
息子は幼稚園に入った頃から吃音が始まりました。家内が気付き、病院や専門治療も長期間受けさせましたが改善のない日々でした。そんな中、私自身はあるきっかけでSMIを知り、PSPプログラムを採用しました。
その時、子供向けのプログラム(FMI)がある事や、マイヤー自身も吃音を克服した事などを知り、思い切ってISPを購入し聴かせました。効果はすぐには現れず、彼もやがて飽きたようでBGM代わりに時々聴かせる程度になりました。(後に家内に聞くと幼稚園ではプログラムのキーワードや歌を友達に言ったりしていたようです)
翌春になると「最近、吃音ほとんどなくなったみたい。」と家内が言うので、吃音治療は中止しプログラムだけを聴かせ続けましたが、吃音に戻ることはありませんでした。吃音の医学的な原因ははっきりしませんが、息子にとってプログラムが大きな効果があった事に確信があります。積極性を取り戻し、幼稚園の「悪さ坊主4人組」から数年を経た息子は、あれからGIFプログラムを経て、現在ちょっと難しいNHPプログラムにかなり本気で取り組んでいます。
プログラムは親にとっても大きなプラスがあります。何か問題が起こった場合、説教じみたことを言わなくても、キーワードや場面を示唆すればプログラムから自分なりに理解し身につけた範囲で物事を考えてくれるからです。これは親のゆとりにも繋がると思います。
現代はEQの時代などと言われ、教育も色々変遷しどれが正しい教育方針なのかも判断しにくい状況です。しかし、生きていく上で役立つ基本的な「心構え」をトータルで学ばせるにはこのプログラムは大変効果的であると思います。今後も家族でプログラムを継続して活用していくつもりです。